沖縄の脳卒中木工職人の挑戦

沖縄の脳卒中木工職人が自然体験が出来る小さな森と、誰でもモノづくりが楽しめるシェア工房を目指して始めた原野開拓の日々とDIYについて綴ります。

これまでの作品.2

今週はやっと梅雨らしくなった沖縄です。

さて、昨日に続き私がこれまで(脳出血発症前)に作った作品を紹介します。

家具や大工仕事以外にも、流木や廃材そして漂着ゴミなども活かして製作していました。

小枝と漂着していたレンガのかけらを組み合わせたシュール奴や小枝小さな流木を組み合わせて喜びを表現してみたり

海岸に漂着したレンガのかけらをペイントして時計を製作しました

 

小さい流木と空き缶のプルタブで沖縄のシーサーをイメージして製作しました。

こんな感じで、棄てられる者たちを生かして森羅万象すべてのモノたちに命があるそんな世界観を表現しています。

 

これまでの作品

自己紹介もしましたが、これまで製作した作品や自分のことも含めもう少し詳しく紹介します。

私は1958年沖縄県那覇市に生まれの65歳です。

20代の頃はヒッチハイクをしながら日本を回り、そして勢いでインド・ネパールも放浪していました。

木工を始めたのは今から35年ほどです。沖縄県産材を使った家具や古民家のリノベーションなどを生業とし、また、20年ほど前に環境教育と関わりその影響でモノづくりをを通して自然や環境にも関心を持ってもらえるようなワークショップを行い10年ほど前から木育にも取り組んでいます。

これまで製作した作品ほんの一部ですが

左が琉球松の学習机で右はままごとキッチンです。

 

 


廃材を使った事務所のリノベーション↑

 

廃材を使ったオブジェのような椅子

 

ワークショップつくった廃材ツリーハウス

 

ほんの一部だけ見ていただきましたがこんな感じのモノづくりをしています。

 

そんな私でしたが、2020年6月に脳卒中脳出血)を発症し、左半身に運動機能障害と脳には高次脳機能障害という障害が残ってしまいましたが、自分の可能性を信じ頑張って木工を続けています。

そして現在は沖縄南部のサトウキビ畑が広がる八重瀬町というところで、応援してくれる仲間たちと、自然体験ができる小さな森と誰でも気軽にモノづくりが楽しめるシェア工房を目指して原野を開拓中です。

 

 

 

 

 

 

オキナワモリバッタ

開拓地でバッタを発見

 

草地でよく見る緑色のバッタと違いなんだか落ち葉に似た茶色い感じ

そうこれは文字通り森で見かけるモリバッタといいます。

森の中で暮らすために進化したバッタで、うす暗い森で暮らせるよう触覚が長く先が白

いのが特徴です。開拓を始めた頃の昨年はあまり見かけませんでしたが、今年はよく見

かけます。

ここの開拓地は自然体験もできる小さな森のなることを目指しているので、森と関わる

生き物が戻ってきてくれたことは嬉しい限りです♬

 

 

自己紹介 

みなさん初めまして。私は沖縄生まれ沖縄育ちの木工職人で「工房地球のかけら」代表の古我知 毅(コガチ ツヨシ)です。

2020年6月に脳卒中脳出血)を発症し、軽いですが左半身に運動機能障害と脳には高次脳機能障害という障害が残ってしまいました、軽いといっても少し重い物を持つと身体の場バランスが保つのが難しいし階段や凸凹のところの歩行は転倒しないように必死です。身体が資本の木工作業ではかなり苦労しておりますが、それでも、自分の可能性を信じ頑張って木工を続けています。

 

現在はパーマカルチャー的な暮らしを目指して沖縄南部のサトウキビ畑が広がる八重瀬町というところで、応援してくれる仲間たちと、自然体験ができる小さな森と誰でも気軽にモノづくりが楽しめるシェア工房を目指して原野を開拓中です。

 

ブログでは開拓の様子やこれまでの木工職人としての経験を活かしDIYのノウハウやアイデアなどを綴っていきます。よろしくお願いします。